TEL:0798-63-3232
「親子で笑顔に幸せに」
〜すべては子どもたちとお母さんのために〜
子どものこころと体の健康を守り、
子育てをするお母さん(お父さんも!)を応援するクリニック
詳しくは【こちら】をご覧ください。
こどもは乳幼児期にいろんな感染症にかかります。
感染を繰り返すことによって免疫をつけ、次第に病気にかかりにくくなっていきますが、一部には重篤な後遺症を残す可能性のある病気があります。かかってから治療するのではなく、まず何よりもかからないようにするための予防が大切です。
ワクチンで予防可能な病気(Vaccine Preventable Diseases:VPD)は、積極的にワクチン接種で防いでいきましょう。
ワクチンデビューは生後2か月の誕生日に。ワクチンスケジュールが分からなくなったら、当院スタッフに相談を。当院では、予防接種や健診については、病気のお子さんと接することなく受診してもらうため、午後の予約制としております。
しかし、ご両親が共働きなど、どうしても時間が取れない場合は、3つの隔離室を利用して午前中、夕方の時間帯でも対応可能です。(その場合も予約は必要となりますのでご連絡下さい。)
こどもの感染症の多くはウイルス性です。
ウイルスに対して「抗生剤」は効かないばかりか、本来ヒトの体を守ってくれている常在菌のバランスを崩して、 さまざまな副作用を起こす可能性があります。溶連菌などの細菌感染が疑われる場合には抗生剤が効果的ですが、これは検査である程度の診断が可能なので、
本当に抗生剤が必要な状況かどうかを診察や検査で絞り込んで使用します。また下痢、おう吐などの症状がある場合でも、多くの場合、経口補水液などの適切な水分摂取により、点滴をしなくても十分に回復が期待できます。(こどもにとっては痛い思いをしなくて済むことはとても重要!)
「念のため抗生剤を」、「念のため点滴を」ではなく、できるかぎり患者さんの状態や
迅速検査などの結果・証拠にもとづいて、適切な医療を提供します。
逆に、アトピーや喘息治療に必要なステロイド(今では当たり前になってきていますが)は、
積極的に推奨します。
自分の子どもには受けさせたくないと思う治療は、できる限り患者さんにもおすすめしません。
意味のない(ときに害のある)処方はできる限り控え、必要と思われる治療は積極的に行います。
「できるだけ薬は使わない」のではなく、必要に応じて「適切に使用」します。
小児科で処方される多くの薬(いわゆる風邪薬)は、あくまで対症療法であり、病気そのものを治しているわけではないので、 ときに状態が悪化することがあります。
大切なお子さんを守るためには、
ご家族によるホームケアが何よりも大切です。
単純に、熱が出たから「熱さまし」、咳が出るから「咳止め」ではなく、なぜ熱や咳が出るのか、熱は下げたほうが良いのか、 咳は止めたほうが良いのか、
家庭で様子をみる上でどんな症状があれば受診をしたほうが良いのかなど、
ホームケアに必要な知識を提供します。
家族みんなで風邪を引いてしまい、大人である自分も調子が悪いというケースは少なくないと思います。そんな時に、調子が悪いお子様を連れて、内科への受診が難しいご家族については、一般的な病気(風邪や胃腸炎、花粉症など)であれば、 小児科としての私の経験の範囲内で、治療・投薬を行います。
〒663-8025
西宮市荒木町16-7
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